オリジナルは日本が誇るテクノ・ポップ・バンド、「Yellow Magic Orchestra(以下:YMO)」のアルバム「ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー:1979年」に収録されている同バンドで最も人気が高い楽曲の一つ。
元々「坂本龍一」氏と「Chris Mosdell」によって作詞されてましたが、これを「MJ」が気に入り詩を補作しアルバム「Thriller」の収録曲の候補になってたそうです。
しかしながら、坂本氏側がトラックの試聴等を求めた際、「MJ」側が拒否したため収録は見送られる事に。
後日坂本氏はこう述べています。
「あのとき許可していれば、別荘の一つや二つ買えただろうなあ(笑)」←今でも買えるでしょ…
そして時を超えて30年近くが経ち、「MJ」の未発表の楽曲を収録したアルバム「Michael」によって本曲は日の目を見ることになりました。
でもこれは最初にレコーディングされたオリジナルではないと思います。原曲(YMO)がサンプリングされてますが、そもそもその頃のサウンドでは無いし、「Quincy Jones」の名前もクレジットされてないですからね。
因みに youtube 等で検索するとオリジナルを名乗った動画が結構出てきますがどれも違う様ですね。この辺は色々意見が別れるトコですけど…
まあいづれにせよこの曲は素晴らしいですよ。曲自体、子供の時から知ってるからなのかな?何の抵抗も無く聴き入ってしまいます。
で、もう一つ素晴らしいのが PV です。
2011年3月にオフィシャル・サイト(米)から出演者を募集して制作された企画で、自分のパフォーマンス動画を投稿することで「MJ」のショート・フィルムに参加出来る! ってのがありました。
これによって世界103ヵ国から応募が殺到。最終的に日本からの参加者を含む1600の動画が採用され、50人の子供と36匹の動物達が登場するとてもハッピ
ーなビデオが完成。
本日はこれを観て聴いてもらいたいと思います。
元々「MJ」はこの様な「クラウド・ソーシング」って手法を取り入れてましたが、きっとこれ「MJ」もお気に入りだと思いますね。
ARIGATO マイケル ♪
Michael Jackson – Behind The Mask [Epic:2011]