Michael Jackson – In the Closet [Epic:1992]

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巨匠「Quincy Jones」との黄金コンビを解消し、「Mr. New Jack Swing」こと「Teddy Riley」と新たにコンビを組んでリリースしたアルバム「Dangerous」から3枚目のシングル・カット。                  

 

当初この曲は「Madonna」とのデュエットを想定して作曲されました。しかしこの夢のコラボは結局両者の折り合いが合わず実現しませんでした。

「Madonna」本人も当時の事を色々と言ってますが、まあ結局は彼女の要望に「M.J.」が答えなかった、あるいは答える事が出来なかったんでしょうね。そして「Madonna」の代わりにデュエットしたのはモナコのステファニー公女。「Madonna」より確実にアーティストとしては見劣りしますが、彼女は何とかこの大役をこなしました。

 

 

このコラボが実現しなかった大きな要因は、タイトルに対する歌詞と両者の方向性の違いだと思ってます。「In the Closet」…直訳すると「戸棚の中」。これは自分と恋人の2人だけの秘密という意味があるんだけど、この言葉は同性愛者の性的志向を隠す意味での隠語として知られています。

 

このタイトルで行くならそれ相当の覚悟が必要です。「Madonna」はそこに関しては全く躊躇なく入っていけたんでしょうけど、「M.J.」はそこまで考えてなかったんのかな。どうなのかは分かりませんが…

とは言ってもこの曲は素晴らしい。そして映像も然り。全編セピア色の映像に当時のスーパーモデルの1人、「Naomi Campbell」が登場し、「M.J.」と共に情熱的で美しいダンスを魅せてくれます。

 

 

ま、改めて観ると、ナオミ様のスーパーボディは最高ですね。大開脚ダンスも官能的で素晴らしい。超イイネ!

おっと、これだけでは無いですよ。「M.J.」のセクシーでキレのあるパフォーマンスもスゴイの一言。特にラスト2分間は目を離せませんよ。数ある「M.J.」のショート・フィルムの中で最も芸術性の高い作品だと思います。

 

ではまた~♪

Michael Jackson – In the Closet [Epic:1992]