本作は 米Billboard 史上初、同一アルバムから5曲もの全米1位シングルをリリースしたモンスターアルバム「Bad」からの第9弾シングル・カット。
でもさすがに9枚目という事で、本国アメリカじゃシングル・カットされませんでしたが、英国等ヨーロッパ諸国や日本で、大ヒットという訳ではなかったけど5ヶ国で Top20入りを果たしそこそこのヒットとなっています。
曲の内容としては、自分の人生を変えてしまったリベリアの女性への愛を歌ったアルバム中随一美しい曲。歌詞は英語に明るくない自分でも理解出来る
位、割と単純。
因みに冒頭の英語じゃない部分はスワヒリ語で、
Naku Penda Piya-Naku Taka Piya-Mpenziwe
私も貴方を愛して必要としています。愛しい人…
って意味なんだそうです。
しかしながらこの曲の PV は、その美しい歌詞と全く関係無くて、マイケルの友人達（ミュージシャン、俳優、映画監督等…）合計36人（多分バブルスはカウントされていない）が、アフリカ風のセットでくつろいでいて、肝心のマイケルが一向に姿を現さないため、みんなで
「Where is Michael?」
とか言って探すストーリー。
で、この友人達がスゴいセレブばかりで、マイケルってスゲーな～って思いながら毎回観てしまいます。どんな人達かは割愛させて頂きますが、観た事ない方には是非観て頂きたいです。
話のオチとしては（観てない方スミマセン）ラストで、マイケル本人が乗った撮影用クレーンが降りてきて、実は最初から自分達を撮影していたカメラマンがマイケル本人だったって話。ﾁｬﾝﾁｬﾝ♪
この PV ではスピルバーグ監督もエキストラの一人。自分結構こんなの好きです。
昨日 6月25日 はマイケルの命日でした。きっと世界中が彼を偲んで色々な事が行われたんでしょうね。自分は自宅で彼の曲聴いたり、書いたりする位しかできませんが…。
余談ですが、マイケルの追悼式の遺影に使われた写真は、この曲の PV撮影中に撮られたんだそうです。
R.I.P. Michael…
Michael Jackson – Liberian Girl [Epic:1989]