「ロックバルーンは99(邦題)」は本国「西ドイツ(当時)」でNo1ヒットになった後、この曲を偶然聞いたカリフォルニア州のDJによってラジオを通じてアメリカでも大ヒットとなり、ドイツ語の曲として初の全米1位になりそうだったのですが、「Van Halen – Jump」の壁を破れず惜しくも2位に終わりました。
因みにこの曲は、1984年の米年間チャートでは28位を記録しています。日本では、オリコン洋楽シングルチャートで1984年4月2日付から4週連続1位を記録しました。
PVにはいろんなバージョンがあり、当時高校生の私たちが一番観たかったのは、ボーカルの「Gabriele Susanne Kerner」が腋毛を思いっきり見せているライブ・バージョンで、私達の間では「ワキゲ・バージョン」と呼ばれていました。腋毛で興奮するなんて純な高校男子ですね(笑)。
「Nena」は1984年に来日公演を果たしています。しかしながら持ち歌が少なすぎた事で、「99 Luftballons」を4回演奏しました。
ちゃんと準備してから来ればよかったのに、やはりプロモーターが「一発屋」としての才能を見抜いていたのかもしれませんね。「鉄は熱いうちに打て」というところか…
「Nena」は1987年に解散しています。その後「Gabriele Susanne Kerner」はソロで頑張っていましたが、歌手としてはイマイチで、長い間テレビ、声優、司会者とマルチな活動を続けていました。
2002年に新バージョンの「99 Luftballons」をリリースして話題になり、見事歌手としてカムバックを果たしています。
腋毛って神秘だな…そんな話でした♪
Nena - 99 Luftballons [Epic:1983]