ポストパンクを代表するバンドの一つとして最注目され、初のアメリカ・ツアーを控えた Joy Division は、バンド史上最高のヒット曲となった Love Will Tear Us Apart(1980/04)をリリースした直後、Ian Curtis(ボーカル)の自殺により突如解散しました。
メンバーが一人でも欠けたら Joy Divisionの名前でバンド活動は行わない。
以前バンド内で交わした約束を守った残された3人はその後 New Order を結成。前身のパンクロックとディスコの要素を組み合わせたサウンドで数々のヒット曲をリリースし、ニュー・ウェーヴを代表するバンドの一つとなりました。
1982年、後に Stephen Morris(ドラム)の妻となる Gillian Gilbert がバンドに加わり、バンドは以前と同じ4人体制となります。
今回聴いてもらう Sub-Culture は、New Order としての3枚目のアルバム Low-Life(1985年)からのシングル・カットで、Blue Monday の大ヒット以降バンドの方向性がテクノ方面へと移行した事がよく分かる音作りになっていると思います。
◆Blue Monday(1983年)
Ian Curtis の自殺が伝えられた時の心境を歌った曲と言われています。1988年にセルフ・カバーリリース。
皆それぞれ好きな曲はあると思いますが、私は今回この曲を推したいと思います。そもそも「New Order」の音楽はちょっと暗いんですよね。
そこがたまらない♪
明るい内容の曲もあるんだけどこれぞ New Order!…カッコよすぎます。
2007年以降、バンドの主要メンバー Peter Hook の解散宣言により、New Order は事実上活動を停止していましたが、2011年に Peter Hook 抜きで活動を再開しています。
この辺りは大人の事情があるので言及は避けたいと思いますが、個人的には Peter Hook に戻って欲しいな…と願っています。
ではまた~♪
New Order – Sub-Culture [Factory:1985]