Pat Benatar – Love Is A Battlefield [Chrysalis:1983]

ホーム / 80s / Pat Benatar – Love Is A Battlefield [Chrysalis:1983]

父親の事業成功により比較的裕福な家庭で育ったBenatarは、厳格で保守的な両親により、クラシック以外の音楽に関わることを禁止されていましたが、少女時代に目覚めたロック・ミュージシャンとなり世界を魅了する事となります。

1970年代、当時は女性のハードロッカーが少なかった事もあってか、デビュー当時はあまり注目されず売り上げもイマイチでしたが、「Heartbreaker:1979年」あたりから評価され徐々に人気が上がって行きます。

本曲は、世界トップクラスの女性ロック・ミュージシャンとして認められるきっかけとなったナンバー。

邦題は「愛の嵐」……昼ドラか?(笑)どうせなら直訳して「愛は戦場」の方がいいんじゃないの?とか当時思ったのは私(高1)だけではないと思うけど、曲の内容はかなりシビア。

しかもPVはそれに輪をかけてもっとハードに強い女を描いています。

まあ、簡単に言うと、シングル・マザーの女が同居している両親と喧嘩し息子を置いて家を出て、稼ぐために情婦になるんだけど、情婦館の支配人(多分)に反発して情婦みんなで踊りながら出ていって、それぞれの家に帰る(多分)ストーリー。凄いね…ロックンロールしてますよ。

後半の踊りはやっぱ時代なのかな?先にリリース(同年)されて世界ヒットとなった「Michael Jackson – Beat IT」を彷彿させる作り込みはとても印象的です。サイコー!!!

あとPV観て「あれっ」と思うのが、Benatarの着てるTシャツのロゴ。良く視ると「目矢羅部」と書いてあります。多分、「羅部」は「Love」、これは間違いないと思います。

「目矢」に関してはBenatarのミドルネーム、の事かな?と思ってますけどどうなんでしょうね?※本名「Patricia Mae Andrzejewski」知ってる人いたら教えて下さい♪

なんにせよ3オクターブ半のパワフルなボーカルと、一本筋の通ったその音楽性によって、4度のグラミー賞を受賞することとなったBenatarは本当に素晴らしいアーティストです。リスペクト!♪

ではまた~♪

Pat Benatar – Love Is A Battlefield [Chrysalis:1983]