Paula Abdul – Straight Up [Virgin:1989]

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「Paula Abdul」がどれ程の実績を持つアーティストなのか?日本では存在を含めて、あまり知る人は少ないと思う。知ってるとすれば審査員のイメージなのかな?「アメリカン・アイドル」や「Xファクター」とかね…。今はどちらもやってないけど。

                
元々はチアリーダーをしていた「Paula Abdul」でしたが、「Janet Jackson – Nasty:1986年」のPVの振り付けを担当し、自らも出演したことで、一躍注目されます。


その後「ZZ Top」、「Duran Duran」といったアーティストの振付師として、
更には映画「星の王子 ニューヨークへ行く:1988年」の劇中ダンスシーン
の振り付けを担当し、遂にアルバム「Forever Your Girl:1988年」で、
ソロとして音楽シーンに登場しました。

                   


「Straight Up」はこのデビュー・アルバムからの3枚目のシングルで、PVの監督には後に、「Alien3:1992年」、「Seven:1995年」、「The Social Network:2010年」等の映画を世に送り出し、名監督への道へと進む「David Fincher」が担当。モノトーンでハイセンスな映像とダンスで注目を集め、見事全米1位を獲得しました。

更にこのアルバムから、「Cold Hearted」、「Forever Your Girl」、「Opposites Attract」の計4曲が全米1位に輝きました。スゴイです!

                 


因みにアルバム「Forever Your Girl」はリリースから62週間をかけ全米アルバム・チャート1位を記録したことで、頂点に立つまでに一番長くかかったアルバムとして知られています。
※理由は最初のシングル2曲が売れなかったためです。


この後、2ndアルバム「Spellbound:1992年」をリリースし、2曲のシングルが全米1位に輝きますが、3枚目のアルバム、「Head Over Heels:1995年」がコケてしまい、現在までオリジナル・アルバムのリリースには至っていない状況です。次作が待ち遠しいですね。

               
Paula Abdul – Straight Up [Virgin:1989]