Peech Boys – Don’t Make Me Wait [West End Records:1982]

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「Peech Boys」…N.Y.のサブ・カルチャーに燦然と輝く、大きくて色っぽく、桜の様に短い華。…分かる人はピンと来る。この抜群のネーミングセンス。

このバンドは「Michael de Benedictus(キーボード)」と「Larry Levann」が中心となって活動した、N.Y.産ニューウェイヴ、ディスコ・ユニット。


 
 
活動期間は[1980–1984]。リリースしたアルバムは「Life is Something Special(1983年)」の1枚だけ。ジャケットのカバー・アートは「Paradise Garage」の常連だった「Keith Haring」によるもの。

◆Life is Something Special

◆Keith Haring [1958/05/04~1990/02/16]

ストリートアートの先駆者とも呼べる画家で、1980年代アメリカの代表的芸術家として知られる。

シンプルな線と色とで構成された彼の絵は日本でも人気があり、Haringの作品をプリントしたTシャツが「UNIQLO」等から販売されることもあって広く知られている。エイズによる合併症のため、31歳で死去。

ゲイ・クラウドのある意味最高峰の作品がこのアルバム。ハッキリ言ってメジャー・ヒット何て考えていない。ひたすら自身のセンスの気の向くまま「Larry Levan」はサウンドをビルドアップしたんです。正に当時のゲイ・カルチャーの集大成(大袈裟か?)とも言えます。

今日の曲はアルバム中唯一メジャー・ヒットした曲(全英49位)。

Don’t Make Me Wait…

Tonight I Wanna Love You…

こんな歌詞で攻めまくります(笑)。これをゲイ・クラウドの聖地「Paradise Garage」でガンガンLevanがプレイ&プレイ♪ もうメロメロでフラフラですよ(笑)。
 
 
House Music好きなら既に知ってると思いますが、この曲のボーカルをサンプリングした曲は数えきれないです…まあ、この曲だけじゃなく先のアルバム全体を通して使われていますがね。
 
約4年…長く見れば一瞬です。その瞬間に咲いた華…それが「Peech Boys」。興味ある方は是非アルバム聴いて下さい。きっと何かを感じると思いますよ♪
 
 
本日は狂気のエフェクト・ワークの「Dub Mix」を聴いてもらいます。こりゃスゴイ!…まあ、聴いて下さい♪

Peech Boys – Don’t Make Me Wait [West End Records:1982]

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