Phil Collins – One More Night [Atlantic:1985]

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「Phil Collins」はロンドン生まれで、5歳の時からCMや演劇界で活躍していました。彼が19歳だった1970年、メロディーメイカー誌に掲載されていたロック・バンド「Genesis」のドラマー募集広告を見て応募し見事オーディションに合格。当時のリーダー的存在だった「Peter Gabriel」脱退後はボーカルも務め、「Genesis」の世界的な成功の原動力となったのです。

※Genesis
英国発のロック・プログレッシヴ・ロック・バンド。1980年代にはスタジアム・ロックを展開し世界的な成功を収め、2010年「ロックの殿堂」入りを果たしています。

※Peter Gabriel
英国出身のミュージシャン、シンガーソングライター。グラミー賞6冠。2010年に「Genesis」名義、および2014年に「Peter Gabriel」名義で「ロックの殿堂」入りを果たしています。

◆Phil Collins

 
 
今日の曲はCollins最大のヒット(現在)となっている3rdアルバム「No Jacket Required:フィル・コリンズIII」からの1stシングル。この曲とアルバムでCollinsは自身初の全米シングル、アルバム部門で1位に輝きました♪

因みにアルバム名の由来ですが、ある日Collinsがシカゴの高級レストランで食事をしようとした際、そのレストランが「スーツ・ネクタイ着用必須(Jacket Required)」でした。

その時ラフな服装だったCollinsは入店を断られたそうです。 それに腹を立てた事で、Collinsは製作途中のアルバムのタイトルを「スーツ着用不要(No Jacket Required)」に決めたそうです。

ホントかな…まあ、ドレスコードはしょうがないと思いますが。
 
当時のCollinsはホントにスゴイ活躍ぶりでした。「破竹の勢い」ってのは正に彼の事でしたね。来た仕事を基本的に断らないというスタンスだったので「世界で一番忙しい男」と評されてたな。シミジミ

でも入店を断るレストランのポリシーにはアッパレを送りたい気持ちがあります(笑)。※自分は「Phil Collins」大好きですよ。
 
 
余談ですが、英国出身の女優・モデル・司会者・テレビタレントとして、結構日本でも有名な「Lily Collins」はCollins師匠の娘です。かなりの美人です。作品は観てませんが。


 
 

「世界一忙しい男」が放った「One More Night」は2週間その地位を護り、1985年の全米年間チャートで16位に輝きました。でもアノ曲によって「One More Night」の3週連続1位は阻まれました…..これについては次回のエントリで。See You Soon ♪

 
Phil Collins – One More Night [Atlantic:1985]