「Pink Floyd」はプログレッシブ・ロックの先駆者
として知られ、作品の総売り上げは2億3000万枚
以上。ローリング・ストーン誌選出「歴史上最も
偉大な100組のアーティスト」51位となっている
レジェンド中のレジェンド。(英国出身)
※Progressive Rock(プログレッシブ・ロック)
1960年代後半の英国に現れたロックのジャンルの
1つ。実験的・前衛的なロックとして、それまでの
シングル中心のロックから、より進歩的なアルバム
思考を目指したモノと言われています。
色々と意見があるとは思いますが、「Pink Floyd」
と言えば、8枚目のアルバム(1973年)
「The Dark Side of the Moon(邦題:狂気)」
を連想する人が多いと思います。
「Pink Floyd」の代表作と言ってもいい「狂気」
は、全世界で大ヒットを記録し日本でも最高位2位
を記録。米国でもバンド初の1位となり、15年間
(741週連続)にわたってランクインし続けて
ロングセラーのギネス記録を打ち立てた歴史的な
アルバムとしてお馴染みです。
このアルバムは、最初から最後まで曲と曲が
繋がっていて、複数の曲があたかも一つの作品の
様になっています。
しかしながら、この頃はレコードの時代。
当然「A面」「B面」があるので、盤を返す時に
音は途切れます。これは仕方がない。でもその事
にも意味を持たせアルバムを作ったと言われて
います。全てにおいて深い作品なんです。
「The Great Gig In The Sky」は「A面」最後の曲
で、一応インストルメンタルなので、歌詞はあり
ませんが、冒頭微かに詩が聞こえます。
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And I am not frightened of dying
Any time will do, I don’t mind
Why should I be frightened of dying?
There’s no reason for it,
you’ve gotta go sometime
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「死」について語っています。訳は無しです。
皆さんが考えて下さい。
そして語りの後、美しく、力強く、宗教的に盛り
上がって行きます。邦題は「虚空のスキャット」。
「由紀さおり」は関係ありません。
↑ それは「夜明けのスキャット」
このスキャットを完璧にこなしたのが当時まだ
20代半ばの「Clare Torry」嬢。
凄いの一言につきます。素晴らしい♪
◆最後に…
今月1日、22日に「Pink Floyd」のオリジナル・
アルバム15作品の紙ジャケットがリリースされ
る様です。もちろん「狂気」もその中に入って
ます。
で、それに乗っかって金沢城(金沢市)で、
デビュー50周年を記念して11月3日から5日の3日間
「レッツ・プレイ・ピンク・フロイド~金沢城 と
ピンク・フロイドの夜」
と題された「金沢城ライトアップイベント」が開催
されます。昨日知りました。どれかに行ってみた
いな。そこでこの曲聴けたらどんな感じなんだろう
。考えたらホントに行きたくなってきた♪