「Rick Astley」の音楽キャリアは彼が10歳の時、教会で歌い始めたのがきっかけで、それから5年後、Astley は「FBI」というソウル・バンドのドラマーとして活躍。
地元(ランカシャー:英国)ではこのバンド、かなり有名だったそうです♪
ところがある日、バンドのリード・ボーカル担当が抜ける事となり、代わりに Astley が歌う事に。これがきっかけとなり、「Pete Waterman」がAstley を見つけ説得し、ロンドンに呼び寄せました。
そこから Astley は世界的な成功を手にすることとなったのです。
※Pete Waterman
80年代を席捲した英国の音楽プロデューサーチーム「Stock Aitken Waterman(SAW)」の代表。
本曲は当時既に世界的ヒットとなっていた「Never Gonna Give You Up」を意識したナンバー。
「SAW」の「Matt Aitken」は「Never Gonna~」ヒット後、Astley の1stアルバム制作中に「Never Gonna~」に匹敵する曲が必要だと強く思い「Together Forever」が出来上がったそうです。
「Never Gonna~」ではタイトル通り「絶対に諦めない」って思いを必死に伝えてたんですが、この曲はそれに続いてるのかな。チョイと抜粋(サビ)。
Together forever and never to part
Together forever we two
僕らはずっと一緒 絶体離れない
2人は永遠に一緒なんだ
And don’t you know
I would move Heaven and earth
To be together forever with you
知らないの? オレ一緒にいるためなら、
天国も地球も動かせるんだよ
ちょっと書いてて恥ずかしくなりますが(笑)、英語だとサラッと言っちゃうんでしょうね。
キラー・チューンだなこれは♪
しかし Astley の歌声ってホントにディープでソウルフルですよね。「SAW」じゃなくても必ず誰かが見い出していたハズ。
噂によると Astleyは「Luther Vandross」の大ファンで、その影響を受けてるんじゃないかとも言われてます。
Luther Vandross【1951/04/20~2005/07/01】
余談ですが、かつて Astley が在籍していた「FBI」でギターを担当していたのが、現在英国の与党、「保守党」で政治家をしてる「David Morris」氏です。ま、割とどうでもいいですね…
ではまた~♪
Rick Astley – Together Forever [RCA:1988]