先ず最初、半世紀近く前に「Lori
Lieberman」と言う女性シンガー(米国)
が、当時まだ無名だった「Don McLean」
が歌う「Empty Chairs」という曲をロサ
ンゼルスのクラブで聴いて感銘を受け、
Killing Me Softly With His Blues
という詩を書きました。
これを元に作詞家の「Norman Gimbelと
作曲家の「Charles Fox」が曲に仕上げ
、1971年にリリース。しかし…全くと
言っていい位売れませんでした。
だけど世の中何が起こるかわかりません。
とある飛行機中のBGMとして流されていた
この曲を偶然聴いた「Roberta Flack」
が、とても気に入って歌い、リリースし、
Flackのバージョンが大ヒットとなった
のです♪
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Strumming my pain with his fingers
Singing my life with his words
私の苦しみを彼の指で奏でて
私の人生を彼の言葉で歌って
Killing me softly with his song
Killing me softly with his song
彼の歌にうっとりしちゃうの
Telling my whole life with
his words
Killing me softly with his song
私の人生のすべてを彼の言葉で語って
彼の歌に魅せられていくの
I heard he sang a good song,
I heard he had a style
彼が巧く歌うのは聞いてた
独特の歌い方だってね
And so I came to see him to listen
for a while
だから少しの間、彼の歌を聴きに来たの
And there he was this young boy,
a stranger to my eyes
そこには若い男がいたの
初めて見る顔だったわ
Strumming my pain with his fingers
Singing my life with his words
私の苦しみを彼の指で奏でて
私の人生を彼の言葉で歌って
Killing me softly with his song
Killing me softly with his song
彼の歌にうっとりしちゃうの
Telling my whole life with
his words
Killing me softly with his song…
私の人生のすべてを彼の言葉で語って
彼の歌に魅せられていくの…
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自分は歌えません。楽器も弾けません。
自分が何かを言葉以外で伝えようとすると
選択肢がとても小さいです。なので、この
曲に出てくる人が何だかとても羨ましい。
いつもそんな気持ちで聴いています。
ところでこの曲、オールド世代にはお馴染
みですが、某ネスカフェのCMで使われて
ました。
歌詞の一部が「Nescafe」に替わっていま
す。未だにコーヒーの味が分からない自分
ですが、コーヒー=ネスカフェ になって
るのはスゴいなCMってと思います。
でも最近では、コーヒー=スターバックス
になってます。飲むのはアールグレイ
オンリーですが…(紅茶です)♪
Roberta Flack – Killing Me Softly With His Song [Atlantic]