「Shannon」はワシントンD.C.(米国)発のアーティスト。フリースタイル系ダンス・ミュージックのジャンルで広く知られています。
「Let The Music Play」は「Shannon」初のヒットで、この曲の前後・現在に至ってこれ以上のヒット曲はありません。要するに「One-hit Wonder(一発屋)」なんです。
「Shannon」は様々なセッション、レコーディングをこなしながらブレイクを目指していました。そんな中オーディションを受けて「Let The Music Play」を歌うチャンスを獲得したのです。
エレクトロ・ファンク、マイアミ・ディスコの傑作♪…….これがエレクトロですよ。素晴らしい!
音的にはフロア向けなんだけど、全米8位、全米ダンス・チャート1位を記録し、全世界で800万枚も売れました。ディスコ・ヒットがポップ・チャートに影響を及ぼしていた時代を象徴する曲なんです。
Let The Music Play…
その曲を掛けて….
言われなくても掛けてるし、聴いてますよ♪ ってツッコミしてしまう程、あちこちで流れてました。まあそれは日本以外の話ですが(笑)。
もちろん日本のディスコでもヒットしましたが、トラックの新鮮さと緩いボーカルのマッチングにまだついてこれなかった感がありますね。バブル前夜の時代です。
「Shannon」は1986年に3rdアルバム「Love Goes All the Way」をリリース後長期休業。理由は「自身の音楽の方向性が見出だせなくなった」からだそうです。
その後ミニアルバム「Part Time Lovers(1991年)」や4thアルバム「The Best Is Yet To Come(1999年)」をリリースしましたが、今日の曲を超える事は出来ていません。
だけど「Shannon」はまだまだ現役で頑張っています。きっとまた踊らせてくれる….自分はそう思ってます♪
Shannon – Let The Music Play [Emergency Records:1984]