Simply Red – Holding Back the Years [WEA:1986]

ホーム / 80s / Simply Red – Holding Back the Years [WEA:1986]

              

「三度目の正直」ってあるんだな。本作「Holding Back the Years」のヒットまでの経緯を知ったときそう思いました。

「Simply Red」は「Money’s Too Tight (to Mention):1985年」でデビュー。いきなり世界的な大ヒットとなり、脚光を浴びます。ソウルのスタンダードナンバーのカバーでした。

そうです。彼らは「Blue Eyed Soul」と呼ばれるジャンルのアーティストなのです。


「Money’s Too Tight (to Mention)」に続くシングルとしてリーダーの「Mick Hucknall」は「Simply Red」結成前に解散した自身のパンク・バンド「The Frantic Elevators」時代の曲「Holding Back the Years」をポップなアレンジで再録音して発表しますが、全英51位に終わりました。

しかし、ここで諦めないのが「Mick Hucknall」。相当この曲に対する想い入れがあったんでしょうね。更に編集して勝負をかけます。結果、全米1位、全英2位となり「Simply Red」の代表曲となりました♪。


「Simply Red」は1985年結成後2010年にいったん解散しましたが2015年に再結成しています。メンバーの入れ替わりが多く結成以来のメンバーは「Mick Hucknall」のみです。

実質的に彼のソロ・プロジェクトになってますが、まだまだ頑張ってほしいですね。

                 
Simply Red – Holding Back the Years [WEA:1986]