第二次世界大戦中のフランスに於いて、バンドの生演奏が困難となったナイトクラブでレコードを代わりに掛けるようになったのが、ディスコの語源「discothèque:ディスコティーク」なのは、割と有名な話。
その後、「Disco:ディスコ」となり、NYの黒人を中心とした、ゲイ・カルチャーとして発展して行きました。
1970年代に入り、映画「Saturday Night Fever:1977年」の空前のヒットにより、ディスコは一気に大衆化され、ここからシーンの二極化が始まりました。
この過渡期の中、両極に影響を及ぼしたのが、フランス発のディスコ・サウンド、所謂「フレンチ・ディスコ」です。まあ、フレンチ・ディスコといっても、必ずしもフランス人よるものではなかったりするし、そもそも英語の曲が多いし、定義そのものが曖昧だったりするんだけれど、本曲は、このジャンルの定番中の定番!と言ってもいい程、完成度高いです。
やんわりと始まるイントロ…
アダルトに…
エモーショナルに…
しかし淡々と…
そして後半の盛り上がり…
怒涛のパーカッション!
最高の1曲ですね!
Space – Carry On,Turn Me On [Vogue:1977]