映画「ロッキー3:1982年」の撮影が進む中、監督・制作・主演の「Sylvester Stallone」はテーマ曲をロックなモノにしたいと思う様になり、様々なアーティスト、曲を候補に挙げ、試行錯誤を繰り返しました。
テーマ曲の候補には「Queen」の大ヒット曲、「Another One Bites The Dust:1980年」(地獄へ道づれ)等も候補に挙がってましたが、最終的には当時無名のロック・バンド「Survivor」に任されることになりました。
「Survivor」は1977年にシカゴで結成されて、2年後の1979年にデビュー。バンド結成前までメンバーそれぞれが長い間下積みをしてきた彼らにはピッタリなバンド名ですよね。
「Survivor」創設時のボーカルだった、「Jim Peterik」は「Sylvester Stallone」に映画のビデオを渡され、Stalloneの指示によって曲作りを助けられたと語ってます。
映画「ロッキー」シリーズがまだ掴んでいなかったロック世代のファンを獲得するためにという事で作曲が進む中、映画の中でロッキーのトレーナー「ミッキー」が「Eye Of The Tiger」というセリフを6回繰り返されてる所に注目し、タイトルが決定したそうです。
印象的なギター・リフと、戦う男のハングリー精神を歌った本曲は映画の後押しもありますが、全米1位の座に6週間君臨し続けました。言うまでもなく「Survivor」にとって初の1位であり、最大のヒット曲です。
Peterikはこうも語ってます。
映画と切り離してもこの曲はバンドのハングリー精神そのものなんだ。「Survivor」ってバンド名でも分かるように俺たちは勝ち残ったんだ。ロッキーと同様に俺たちもあくまで成功を目指してるんだ。
当時、Facebookがあったら間違いなく「超いいね!」してます。ホントいつ聴いても元気が出る曲だよね♪
ではまた~♪
Survivor – Eye Of The Tiger [Scotti Bros. Records:1982]