「Taana Gardner」は N.J.(米国)出身のディスコ
・シンガー、アーティスト。もう一つ加えると、
カルト・ディスコ・バンド「Aural Exciters」の
メンバーでもあるんですが、どちらにせよ世間では
全くといっていい位、無名の存在です。
Gardner は幼少の頃から音楽に目覚め、11歳で
「Harlem Children’s Theater Group」の一員
として劇場デビュー。初舞台は「Land of the
Egyptian」とうミュージカルで、場所は N.Y.の
マンハッタンにある総合芸術施設「リンカーン・
センター」でした。
2017/03/04 のエントリでも書きましたが、
Gardner がアンダーグラウンドとはいえ、これ程の
人気を博したのは、クラブ・ミュージックの聖地
だった「Paradise Garage」と、そこから強力に
サポートを受けていたレーベル「West End」、
そして今では完全に伝説の DJ となった
「Larry Levan」の力が大きかったのは事実。
実際当初、この曲はフロアでは全く受けませんで
した。これは曲を聴いてもらえばわかりますが、
ディスコ・サウンドではなく R&B です。良い曲で
ある事は間違いないんですが、このフロアにおいて
は、かなり場違い感があったからです。
しかしこんな事を全く問題にしないのが、良くも
悪くも「神」であった Levan でした。毎夜何度も
しつこく(笑)プレイする事で、この曲は Garage
で大ヒット。今では有名無名問わず、様々な楽曲に
サンプリングされる大クラシック・ソングと
なったんです♪
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Heartbeat It makes me feel so weak
Heartbeat It makes me feel so weak
ドキドキする 私コレに弱いの
There’s nothin’ I wont do
Anything you want me to
Can’t keep my hands off you
あなたが私にして欲しい事、何にも出来ないわ
あなたから手が離せないから
When you hold me in your arms
You shook up by me with your charms
And I just don’t give a darn, my heartbeat
あなたに抱きしめられてるとき
あなたの魅力が私を動揺させるの
私は気にしないけど、ドキドキする
I don’t see you every day
But in my own little way
Ooh, I love you
毎日会えないけど、私のささやかな気持ち
愛してるわ ♡
It really makes me wanna freak
My heart beats for the one I love
私本当におかしくなっちゃう
このドキドキは愛するあなたのため
‘Cause you’re so sweet, sweet enough to eat
My heart beats for the one I love
だって、あなたはとっても甘いの 満足する位
この胸の鼓動は愛するあなたのため
Oh, love is complete
My heart beats for the one I love
愛が叶ったわ
この気持ちは愛するあなたのため
Oh, the one I love
My heart beats for the one I love
Ooh, you’re sweet to me…
愛しい人
このドキドキは愛するあなたのため
あなたは素敵な人…
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すごくラブリーな歌詞です。受けますよ、これは。
まあ、このフロアでは色んな意味で ジェンダー・
フリーでしたからね♪
Taana Gardner – Heartbeat [West End Records:1981]