The Cars – You Might Think [Elektra:1984]

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「The Cars」は1976年に結成され、1978年にデビューを果たしたアメリカ発のニュー・ウェイヴ・バンド。その音楽性とレコードと変わらない正確で高い技術のライブがデビュー当時から話題となった実力派バンドなのです。


因みにバンド名の由来は、言わなくても皆さん薄々感じている通り、メンバー全員(5人)が「車好きだから」って理由で、何の捻りもないストレートなネーミングです。←この感覚好きです♪

               

                
で、本曲「You Might Think」は「The Cars」のサウンドがポップ色が強くなっていた頃にリリースされ、同バンドのアルバムの中で最も商業的成功を収めている5枚目のアルバム「Heatbeat City」からの1stシングル。


好きな女の子にちょっとストーカー?っぽく絡んでく男子の気持ちを歌った曲で、ポップで楽しい PVのおかげもあり世界的ヒットを記録しました。


この PV の映像は初めて CG(コンピュータ・グラフィックス)が使われたモノの一つと言われています。


動画はバンド・リーダーの「Ric Ocasek」がモデル嬢の「Susan Gallagher」にあの手この手でちょっかいを出す設定で、バスルームの鏡やバスタブから潜望鏡で現れたり、キング・コングみたいに彼女を掴んで、エンパイア・ステート・ビル?で飛行機を攻撃したり、ハエになって彼女に纏わりついて指ではじかれたり(悪いムシってヤツね)しながらも挫けずに頑張る Never Give Up 的なストーリー。

                  

冒頭から歌われるのが、


You might think I’m crazy
To hang around with you
僕の事バカなヤツって思ってるんだろうね
君にまとわりついてるから


Maybe you think I’m lucky
To have something to do
でもラッキーって思うかもよ…
(君を)構いたくてどうしようもないんだ


かなり魅力的な女性の様です。


I think that you’re wild
And so uniquely styled
(君は)とっても魅力的なんだ
誰とも違うし…


で何故か彼女の心の中も察している様で(笑)


You think you’re in the movies
And everything’s so deep
(君は)空想(映画)を思いながら
深く考えちゃうんだ


※訳間違ってたらスミマセン


でも、少し反省してるトコもある様です。


Well you might think I’m delirious
The way I run you down
オレ、混乱してんのかな?
こんな風に(君を)追いつめてしまってね


But somewhere sometimes, when you’re curious
I’ll be back around
でも君がたまに気になった時は戻ってくるよ…


何て言ってますが、最後には


You might think I’m crazy
But all I want is you
All I want is you
All I want is you

           
まあ、好きでしょうがないんでしょうね。
応援しますよ(笑)♪

                    

                
「You Might Think」は第1回MTVビデオミュージック・アワードで「最優秀ビデオ賞」を受賞。1984年のビルボード誌ビデオミュージック・アワードでも、5つの賞(最優秀、最優秀コンセプト、最優秀革新、最優秀編集、最優秀特殊効果)を受賞等、沢山の賞を受賞しています。

              

ではまた~♪

                    
The Cars – You Might Think [Elektra:1984]