世界各国の音楽売り上げランキングは、1位米国、2位日本、3位英国または独が指定席となってるのは知ってる人にはお馴染みの国々。
一時的に2010年、日本が1位になってますが、この頃は音楽配信サービスの過渡期だったため、モノ重視の日本がトップに立ったと自己解釈しています。
まあ。人口比率から見ると、このランキングは妥当なのかな…日本はお国柄、CDが売れるモノ社会だから他国とはガラパゴス化してるって意見もありますが、そもそも配信データが高い!、しかもCDと同音質と謳いながらも実際はそうではない….
だったらCD買うよね…でも日本ってCDも高いんだよね…スミマセン、愚痴で始まりました。
ところで世界2位の音楽マーケット市場を誇る我が国の音楽で、世界的にインパクトを与えてるアーティスト、音…ってありますか…そりゃありますよ…
でもジャンルを確立させたり、後に続くアーティストに影響を及ぼすコンテンツを輩出する国って、やはり米国、英国になるんですよね。世界はEnglishなのだ…
で、「Punk(パンク)」も同じく米英で生まれたサブカルチャーです(唐突ですみません)。音楽としても同様だと思っていい。そしてこれは英国で進化して行きます。このパワーが羨ましくも素晴らしい♪
前置き長くなりましたが、「The Stranglers」は英国発のパンク・ロックバンド。他のパンク・バンドと比較して、それぞれが特異なキャリアを持った練達の年長者が集まったグループ。
パンクと言いつつかなりニューウェーヴ寄りの音、そしてかなりインテリジェントな音楽性だった事で、パンクシーンから現れたバンドとしては最も成功したアーティストでもあります。
◆The Stranglers
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I knew she was a feline
あの娘は狡猾なんだ
She moved with ease and grace
Her green eyes, they held mystery
動きはしなやかで優雅
瞳は緑で謎めいてる
No emotion on her face
で、顔には表情がないんだ
The European female she’s here…
ヨーロッパの女が現れたんだ…
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音的にはパンク・バンドにしてはかなりおとなしくてアダルトです。ま、いいか。かなりいい感じだしね♪
でもヨーロッパの女ってどこの国の人なのかは歌詞には記されていません。色んな街で見かけたとか後の歌詞で書いてますが、
We’ll be together
for a thousand years
ずっと一緒にいよう千年先まで
これが男の本心ですよ。パンク、ポップ関係ないでしょ(笑)。
音的にはヨーロッパではなくオリエンタルなフィーリングです。この女性はアジアと接する国の人なのかな…何て思いながら聴いた記憶があります♪
The Stranglers – The European Female [Epic:1982]