「The Trammps」は「フィリーサウンド」で知られる「フィラデルフィア・ソウル」を支えた「MFSB」のドラマー、「Earl Young」を中心に結成されたコーラス&インストゥルメンタル・グループ。1975年のデビュー後、Youngのドラミングを中心に、「フィリー・ソウル」独自の華麗なストリングスと「Jimmy Ellis（2012/03/08死去）」のテノール・ボイスが一体となったダンス&ディスコ・ミュージック・ユニット。
※Philadelphia Soul（フィラデルフィア・ソウル）
フィラデルフィア発のソウルミュージックの一形態。作品の大半がシグマ・スタジオで制作されたことによりシグマ・サウンドとも言われている。ストリングスを要した華麗で柔らかく甘めのサウンドが特徴で、それまでのソウル、R&Bをより洗練された都会的雰囲気のサウンドに変貌させた。
※Earl Young（アール・ヤング）
「House Music Beat」の礎を築いたと言われる伝説的なドラマー。
今日の曲も「王道黄昏フィリー・ダンサー」全開の1曲。もちろんレコーディングは@シグマ・サウンド。「ソウル」と「ディスコ」ってこんな風に混ざるんだ…揺れる体とシミジミした思いが独特の高揚感で包まれます。何だろ？この「I’m Home」な感覚…暖かいね♪
余談（ウンチク）ですが…「Where Do We Go From Here」は、現在に至るも史上最高のクラブの一つとして語り継がれているダンス・ミュージックの聖地「Paradise Garage」閉幕時に、レジェンドDJ「Larry Levan（1992/11/08死去）」がプレイしたと言われています。
…..何だかシンミリして来ました…..ｽﾐﾏｾﾝ
でも最高の1曲ですよ。是非聴いて下さい。
さあ、今週も頑張りましょ♪♪♪
The Trammps – Where Do We Go From Here [Golden Fleece:1974]