Wild Cherry – Play That Funky Music [Epic:1976]

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一発屋

何となくネガティブな呼び方です。
まあ、音楽業界での話です。英語では
「one-hit wonder」と言われます。

でも彼らは間違いなく音楽史に大きな
インパクトをその時代に残しています。
凄い事です♪

「Wild Cherry」は1972年~1979年の間
活動し、唯一この曲がTop40にチャート・
インし全米No1を獲得。

この曲、40年を超えた今日でも世のオヤジ
達を踊らせながら、いまだにリビドー解放
に一役を担っています(笑)。

そんな「Wild Cherry」のバンド名は、
リーダーの「Rob Parissi」がバンド
結成後入院し、メンバー全員が見舞った
時に決まったそうです。

メンバーの1人がまだバンド名が無い事に
気付き、それを言い始めた時の事。最初に
目に映ったのが「喉用の飴の箱」…

えっ、まさか?
はい、そうです。その箱の名前が
Wild Cherry…
こんなもんです(笑)。

ホントはこのバンド、ロックをやりたか
ったそうです。でもこの当時はディスコ
音楽全盛時代。Gigを行うために行く先々
で「ファンキーな曲」の演奏を求められ
ました。

Parissiはロックを演奏しながら、どうや
ってディスコ・ファンを満足させる事が
出来るのか考えてた時、メンバーの「Ron
Beitle」がお客さんが言うように
「Play that funky music white boy」
と言いました。
※歌詞の一部になっています。

この言葉の通り「Wild Cherry」は白人
バンドなんですが、これを聞いたParissi
は見事にこの曲を書き上げました♪

こうして華麗なる一発屋による音楽史に
残る最高の曲が生まれた訳です。

音楽に人種は関係ない…音楽に限った事
ではありません。当たり前の事です。

さて、週末です。今宵もファンキーで
過ごしましょ ♪

Wild Cherry – Play That Funky Music [Epic:1976]