Wild Rose(ワイルド・ローズ)[英国:2018]

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夢と家族の狭間でもがくシングルマザー
彼女の歌声に あなたはきっと涙する…

            

               

[ストーリー]

カリスマ的な歌声を持つシングルマザーの Rose は、故郷のスコットランドからアメリカに渡り、歌手としての成功を夢みていた。

だが、不器用にしか生きられない彼女は、夢を追い求めるあまり、愛する母親や幼い2人の子供達を時に傷つけてしまう。

夢か家族か、若さと才能を兼ね備え、遂に掴んだチャンスを前に葛藤するRoseがたどり着いた答えとは?

                

監督は、英国の映画 / テレビ・ドラマでは有名らしい Tom Harper。

            

             

主演は[Judy(ジュディ 虹の彼方に):2019]で、Judy Garland のサポート役を好演していた Jessie Buckley!

※[Dolittle(ドクター・ドリトル):2020]で「ヴィクトリア女王」も演じてたっけ。

          

        

この映画の主役を演じるのは、もの凄くハードルが高い。

何てったって、

演技力

そして

圧倒的な歌唱力…

        

演技と歌を兼ね備えた俳優はいます(日本にはいないかもしれない)。

でも

繰り返しになるけど、この映画に主演するには、演技力&超絶歌唱力要♪

               

Rose はハチャメチャだ。

ある事件で収容されてた刑務所から出所するトコから物語は始まる。

             

刑務所帰りにS*X。

服役中にクビになったパブで同僚をぶっ飛ばし、ステージを奪い熱唱。

帰った家では子供達に怯えられ、幼い息子に「I hate you」とか言われるし、自分勝手だし、どうしようもない母親…ウヘェ~。

           

注目は Rose の母、Marion を演じる Julie Walters。

                

         

子を持つ親として…

かつて夢を抱き、それを諦めた人間として…

愛する娘に優しく、厳しく、サポートするのがとても印象的。

        

Marion が Rose に言いました。

         

自分で夢を追いかけるよりも、子どもに夢を託す方が楽だったから…

責任を持って欲しかったけど、希望を奪うつもりは無かったのよ。

            

かつて母も夢を抱いてた…この映画で一番ずっしり来る言葉だったな….♪

                  

ラスト5分
彼女の歌声にきっと涙する…

              

↑Lady Gaga 主演の[A Star Is Born(アリー/ スター誕生)2018]を超えた!…とも言われてる。

どっちが上かはどうでもいいけど、観る価値はもの凄くある。

                  

以下はその「ラスト5分」の曲のPV。

張っておきます♪

もちろん Garland の歌声です♪