Willie Colón – Set Fire To Me [A&M:1986]

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Nuyorican:ニューヨリカン
ニューヨーク生まれのプエルトリコ人「Willie Colón」もその一人。ミュージシャン、プロデューサー、そして政治活動家としての一面もあるお方。

                    

            
当初Colónはトランペット演奏者として音楽キャリアをスタートしますが、暫くしてトロンボーンにスウィッチ。ジャズ、ロック、サルサを取り入れたラテン・ミュージックを引っ提げて10代でレコード・デビューを果たします。


その後数多くの素晴らしい作品をリリースし、N.Y.ラテン界の巨匠となったのは、私が言わなくても皆さんよくご存じの通りです。


本曲「Set Fire To Me」はダンスとしてのサルサとは違い、ディスコ、クラブ向けのサウンドです。基本的なビートは同一ですが2つのバージョンがあります。
2つ共張るので是非聴いて下さい。

                     


この時代に4つ打ちビートとラテンを見事に融合させた「Yvonne Turner」の見事な仕事に脱帽します。

 
A面(死語)【Latin Jazzbo Version】
パーカッシブでグルーヴィーなビート。力強いピアノ・バッキングにジワジワと迫るシンセ。これにボーカル(男)とコーラス(女)が絡みます。そして巨匠のトランペット・ソロ! 最高です。

                          

                                                      
B面(死語)【Inferno Dub】
パーカッシブでグルーヴィーなビートは同じですが、若干パーカッションがおとなしめ。何てったってダブなのでボーカル無し(コーラス有)。ピアノも無いし、巨匠のソロもありませんが、シンセのジワジワ感の際立ちが鳥肌モノです。これで10分飽きさせないのが素晴らしい!因みに私はこのバージョン派です。

ではまた~♪