「The Beatles」解散後、「Paul McCartney」は
2枚のソロ・アルバムをリリースし、いづれも
商業的には大きな成功を収めましたが、評論家の
批評は散々なモノでした。
この世界で最も有名なマルチプレイヤーが不名誉
払拭をかけて結成したバンドが「Wings」です。
因みにバンド名は当時の妻であり、バンド・メン
バーでもあった「Linda（故人）」との間に授かっ
た三女、「Stella」が生まれるまでに思いついた
「天使の翼」というフレーズに由来するそうです。
そして「心のラヴ・ソング（邦題）」と名付け
られた本曲が生まれたきっかけは、「Richard
Goldstein（評論家）」の一言が発端だと言われて
います。
「ポールはバラードしか書けない」
評論家なんて好きに言わせとけばいいと思いますが
、やっぱ癪に障りますよね。McCartney だって人間
です。勿論感情もある。「批判されるうちが華」
なのかもしれなけど McCartney はこれを、
「馬鹿げた（Silly）ラヴ・ソングの何が悪い?」
と、音楽で切り返したのです。見事です♪
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You’d think that people would have had
enough of silly love songs
君は馬鹿げたラヴ・ソングにみんなが
飽き飽きしてると思う？
But I look around me And I see it isn’t so
でも見回してみると、そうでもないんだよね
Some people want to fill the world
With silly love songs
馬鹿げたラヴ・ソングで世界を満たしたい
そう思ってる人もいるんだよ
And what’s wrong with that?
I’d like to know Cause here I go again
で、どうしたって言うんだ？
気になるね～ 、だからまた歌うね
I love you, I love you
I love you, I love you…
愛してるよ ♡…
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McCartney はこの曲について下記の様にコメント
しています。
「実際人間て、とてもセンチメンタルな生き物
だよね。家で映画観れば涙を流す。人前じゃそれを
見せないけどね。同じ様に人は”ラヴ・ソング
が好き”とか中々言わないものさ」
ラヴ・ソング万歳！
ありがとうございます、Paul先生♪
Wings – Silly Love Songs [Capitol Records:1976]
